「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」など、多くのアニメーション映画を制作してきたスタジオジブリが、手掛けた作品の静止画を無料提供しています!
2020年9月から始まった取り組みになりますが、12月18日の公開分で一区切りとし24作品1178枚の静止画が提供されています。
本記事ではその詳細をまとめました。
【注目】スタジオジブリ作品の場面静止画が無料提供!「常識の範囲」なら使い方は自由!?

最終の追加提供された公式ページでは下記のように記載されています。
スタジオジブリ作品の場面写真ですが、今月は、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「おもひでぽろぽろ」「レッドタートル」から50枚ずつ、「On Your Mark」から28枚、合計228枚を本日から提供致します。
なお、9月から順次追加公開してきた場面写真ですが、今回をもって更新は最後となります。これまでの分と合わせて全1178枚、常識の範囲でご自由にお使いください。
スタジオジブリは「著作権の扱いが厳しい」と言われており、許可を得るにしても個人ブログでは難易度が高く、引用するにしてもどこまでOKとするか?かなり線引きが難しいところがありました。
今回、「常識の範囲」なら自由に使って良いという取り組みをしてくれたことで、個人ブログでも作品を扱いやすくなり、作品をより知ってもらえる取り組みができるようになりました。
ちなみに今回公開された作品(場面静止画)は、下記のとおり
- 千と千尋の神隠し
- ゲド戦記
- 崖の上のポニョ
- 借りぐらしのアリエッティ
- コクリコ坂から
- 風立ちぬ
- かぐや姫の物語
- 思い出のマーニー
- 耳をすませば
- もののけ姫
- ホーホケキョ となりの山田くん
- ギブリーズ episode 2
- 猫の恩返し
- ハウルの動く城
- となりのトトロ
- 魔女の宅急便
- 紅の豚
- 海がきこえる
- 平成狸合戦ぽんぽこ
- 風の谷のナウシカ
- 天空の城ラピュタ
- おもひでぽろぽろ
- On Your Mark
- レッドタートル
※順不同(映画公開順ではありません)
非常に多くの作品の静止画が無料公開されています。
常識の範囲とは?どんな使い方なら良いのか?

今回のスタジオジブリの取り組み、『常識の範囲』この部分が世間に対して『投げかけ』となっていると思います。
真価が問われる部分になると思うのが、この取り組みが使い方を限定していないところです。ブロガーとしてこの範囲に収めるべきと感じるところをまとめてみました。
やめた方が良い使い方
やめた方がよい使い方は下記の3つ
- 有償・無償を問わず自サイトで画像をダウンロード提供できるようにする
- 作品やキャラを貶めるような使い方で公開する(アダルト運用やパロディー化)
- 著作権を侵害する目的で使用する(同画像を使った商品を提供する)
「作品(画像)そのものを提供することで利益を得たり、作品を貶める目的で使用することは適切ではない」と言えますね。
リンク・クレジット表記に関しては、今回の案件では任意と言って良いと思いますが、可能であれば表記するのが良いと思います。
※法的解釈に基づくものではありませんのでご注意ください。(あくまで筆者のブロガーとしての考察結果です)
お互いのためになる使い方
こういう使い方ならお互いのためになるのでは?という使い方
- 作品を紹介する際にブログのアイキャッチとして使用する
- 作品のストーリーや良さを伝えるために場面集(挿絵)として利用する
基本的な使い方としては、このような感じだと思います。このような使い方であれば、お互いのためになるのではないでしょうか?
提供されている画像はかなり高画質なものとなっていますので、使いたいと思った方は公式サイトでダウンロードしてみてくださいね。